葬儀屋スタッフが思う葬儀業界について

葬儀屋スタッフが思う葬儀業界について

私は、葬儀屋さんで働いています。

日々感じることではありますが、葬儀業界には日本特有の文化があります。

このブログは、葬儀屋さんで私が考える葬儀、葬式についての情報や問題点などについて、
わかりやすくお伝えすることを目的にしています。

みなさんは、葬儀屋さんというと、どういうイメージをお持ちでしょうか?

「葬儀屋」といわれて最初にイメージするのは、映画「おくりびと」という方は多いのではないでしょうか。

私たちのような、葬儀業界で働く者たちは、この映画がヒットしたことで、
大きな力をもらったと言っても過言ではありません。

死を迎えた人を棺に納める、納棺士を描いた作品は日本アカデミー賞を受賞したので、ご覧になった方は多いと思います。

作品中では、本木雅弘さん演じる主人公が”旅のお手伝い”という求人を見て応募したら納棺士でした。

実際に私も、様々な形で永遠の旅立ちのお手伝いをさせていただきます。


映画では主人公の妻や友人は、主人公が納棺の仕事をしていると知って
「けがらわしい」「もっとましな仕事をしたらどうだ」と言われてしまいます。

確かに、私もそのように言われることもありますし、

私の周りにも、そのようにお考えになる方もいらっしゃいます。
しかし、映画をご覧になった方なら最後をわかっていただけると思うのですが、
主人公は人の死をお手伝いすることを通して、成長し、
周りからの理解を得られるようになっていきます。
『イメージがわきにくい』『あまり良いイメージできない』という業界だからこそ、
そこで働く私が、葬儀屋さんの本当をブログで発信することにより、
葬儀屋さんやお葬式について、みなさんに知っていただきながら、
一緒に学んでいければ良いと思っています。


映画でもそうですが、人の一生を終えるお手伝いをする葬儀屋さんがいなければ、
故人とのお別れは成立しないと、私は思っています。

大きな意味では、死を知ることで、生を知ることができるとも思っています。


いつの日か、自分にも訪れる『人生最後のセレモニーをお手伝いすること』が葬儀屋さんの仕事です。

映画「おくりびと」が日本アカデミー賞を受賞した理由について選考委員長はこう言ったそうです。

「納棺士は日本固有の文化を描いており、国内外に伝えるべき作品である」

納棺士だけが葬儀屋さんの仕事のではないのですが、
葬儀の世界には日本人が持つ特有の文化や繊細な礼儀、作法などがあります。


大げさではなく、人の死という人生の最後に携わる仕事をさせていただくと、
日本のことや死生観などを見つめ直すことがよくあります。


日々、人生最後のお手伝いをさせていただく葬儀屋さんで働く身として発信することで、 皆様にとって少しでも有益となれば幸いです。